2009年1月6日火曜日

生ハムとスパークリングワインで祝う新年

みなさま、明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。

カフェ フューシャの新年は4日のスパークリングワイン&生ハム企画でオープンしました。
スパークリングはドイツのリースリングのゼクト、メキシコのカヴァ(というと語弊がありますが、ビン内2次発酵方式の意です)、フランスのクレマン・ド・ボルドーの3種をご用意しました。
個人的には3つ目のカベルネ・ソービニヨンで作られたクレマン・ド・ボルドーが生ハムに好相性でお勧め。スパークリングワインも色々な種類を一度に楽しむとその香味や泡立ちの違いがはっきりわかって面白いものです。

スパークリングワイン中心のメニューでしたので、お菓子は金柑のタルトと花びら餅のみ。タルトが早々に品切れとなりご迷惑をおかけしました。

花びら餅は味噌餡というと敬遠されるお客様が多いのですが、自家製の花びら餅はたっぷりとした求肥と新春しか発売されない西京味噌で作られた味噌餡が絶妙にマッチした、それはそれは上品な味わいなのです。
宮中で新年に行われる「歯固めの儀式」で作られる、「菱はなびら」というお菓子が、裏千家の初釜に用いられることとなり、現在の「花びら餅」となったとか。由緒正しいお菓子です。白い求肥から透ける桃色、半透明の牛蒡の蜜煮、と姿も愛らしいこのお菓子。もっと皆さんに親しまれるものになるといいなぁと思い、1月中は作り続けたいと思っています。

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