2010年2月26日金曜日

桜満開。そして春一番

白子の桜が満開となった今週は春一番が吹き、週末の天気は荒れ模様です。
来週には桜吹雪が楽しめるでしょうか。
ひきつづきグラスのロゼワインを500円でご提供しております。お立ち寄りください。

白子桜は今月で終わりですが、3月後半から4月上旬にかけては、南白亀川沿いの桜が咲き始めます。
カフェからも川沿いがぼんやりと薄いピンクがかった霞のように見えて美しいのです。

2010年3月のおやすみ

3月は19日(第3週金曜日)をお休みさせて頂き、代わりに17日(水曜日)は営業いたします。
それ以外は通常どおり、木、金、土曜日の12時から18時半まで営業いたします。

2010年2月18日木曜日

さくら祭り、はじまる。

今朝は雪の少ない海辺でもしんしんと雪が降って、店内からの眺めが、いつもと違う凛とした雰囲気で美しいものでした。こんな寒い中ですが、2月17日から3月8日まで白子でさくら祭りが開催されています。今週末の2月20日、21日は模擬店等々が出店されるとか。週末にはこの寒さもいくぶん和らぐのでは、と期待しています。
南白亀川を挟んで対岸の古所海岸から、桜祭りが行われている中里海岸へは距離はありますが、美しい浜辺がつづいており、ウォーキングには最適です。20日(土)がお天気になれば、フューシャでも白子ざくら色のロゼワインをグラス500円でご提供していますので、ぜひお立ち寄りください。

2010年2月16日火曜日

初めて食べるスペイン料理は?

父の誕生日祝いに、飯田橋 軽子坂のスペイン料理 コメドール・エル・カミーノへ。彼曰く、スペイン料理は初めて、とのこと。本当だろうか?
こちらは同じビルの2階に系列のバルがある人気のレストラン。プリフィクスのコース料理を食べさせてくれます。
今回、特筆すべきは、なんともシンプルな前菜のヒヨコマメとほうれん草のカスティージャ風。温かいサラダのようなもの、という説明でしたが、ヒヨコマメのホクホク感とほうれん草の甘み、シェリーヴィネガーの酸味が絶妙な1品でした。きっと、スペインの家庭で気軽に食べられるようなお料理なんだと思いますが、手軽に手に入る材料なので、ぜひ我が家の食卓でも再現してみたい1品です。
母はお酒も飲まないのに、40ヶ月熟成のハモン・イベリコがお気に入り。とろける脂と塩味の強い肉が白ワインにぴったりです。今回のカタルーニャ州モンサンの白ワイン、エティム・ブランコ2006は、ガルナッチャブランカを一部樽熟成させたコクのあるタイプ。オレンジの蜜のような甘い香りにバニラの風味がかすかにする優しいワインです。兄はこれが非常にお気に召した模様。
締めは、店の看板にもなっている鉄鍋で供されるアロス・メロッソ。魚介の出汁が効いたおじやのような優しい味わいで、70代にしてスペイン料理初体験の父も違和感なく完食。 締めにお米を頂けるとやっぱり安心するようです。
最後はレモンのソルベにカヴァを注いでもらって上機嫌にmake a wish! 長生きしてくださいね。
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寒い日が続いています

ここにきて寒い日が続いていますね。そんな中、ポッカリと春のような1日が訪れたりします。海辺を歩くと春の雰囲気が漂っているのを感じることが出来ます。
先日、大潮の翌日に訪れた浜辺では、コアジサシが大群でちょこまかと砂地をつついていました。彼らも大漁なのか大興奮で、かなり近づいても必死に砂地を探っています。彼らの飛び去った後、細いくちばしでつついた後が芸術的に砂地に描かれていました。
白子の濃いピンクの桜もぼちぼち咲き始めたようです。
春はなんとなく軽やかなイタリアンが食べたくなります。まだまだ寒いですが、今週と来週はローマならぬ岩手から直送されたジャージー牛のモッツァ レラチーズが小皿料理に登場予定です。そのジューシーな味わいは水牛のモッツァレラにも負けないほど。お好きな方、お楽しみに。
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2010年ニクの日に

今年も我が家のアニバーサリーであるニクの日がやってきました。昨年は飯倉片町のオーグルマンでそれこそニクを喰らいましたが、今年は東京の活動範囲が変わったこともあって、麹町近くにある老舗イタリアン エリオ・ロカンダ・イタリアーナにお邪魔しました。
夜ともなると閑散としたオフィス街にある重厚な木の扉を開けると、そこは別世界。。火曜日の夜ながら満席で賑わう様子はまるでイタリアです。現地の方も多く通いつめるお店で、イタリア人のサーヴィスの方がいるから、そしておいしいもの好きが集うから、でしょうか。心地よい喧騒でやる気が高まります!

メニューを熟読していると、サーヴィスの方が本日のおすすめを説明してくださいます。その説明っぷりが本当におすすめなんだってことがわかる熱の入れようで、結局すべてメニュー外からのオーダーに。。コースが嫌いで、自分の食べるものは自分で決める、がモットーの私としては非常に珍しいこと。
ローマ直送のモッツァレラに生ハムとトマトをあわせて、そして茄子のおだんごの前菜。野菜のスープを挟んで、私はスモークした鰆をスパゲッティにあわせて。夫はオマール海老の酸味のあるトマトソースを手打ちパスタに。春を感じさせるパスタです。メインは味の濃いジューシーな宮崎豚とこれまた甘い野菜のグリルの取り合わせ。全てお腹の具合を見ながら、ボリュームを加減してくれます。
ワインはスプマンテで前菜を頂いた後は、コクのある白ワインを、とお願いすると「いいのがあるんですよ!」とレストラン発祥の地であるカラブリア州の白ワインをおすすめして下さいました。イタリアの長靴の先っぽにあたるこの地方のワインを意識して飲んだのは初めてです。樽が優しく効いた上品な白ワインです。自然な流れでパスタへと移ることができます。そしてパスタの途中から軽めの赤ワインへ。ピノノワールのような香りが華やかで軽やかなワインを、とお願いしたら、これまたカラブリアのgaglioppoという地場品種の赤ワインを熱烈おすすめ。香りは若めのピノに少しトマト感を加えたようで、味わいは軽やかな酸味と柔らかいタンニンのバランスがよい、最後までへたれない秀逸なワインでした。イタリアワインの楽しみは、なんと言っても地場品種や地元で愛されるワインに巡りあうこと。それにはこんな愛あるプロのサーヴィスが必須だと実感したレストランでした。安心してお店の自然な流れに乗って、雰囲気や会話を楽しみ、満腹になれる自然で素敵なお店です。

2010年2月8日月曜日

ショコラ、好きですか 2010

今週はヴァレンタインウィーク。定番のフォンダン・ショコラ以外にも最高級のチョコレートを使ったお菓子を準備してお待ちしております。

フォンダン・ショコラはご注文が入ってから焼き上げる温かいチョコレートケーキ。そのため15分ほどお待ちいただくことになりますが、サクッとした周囲とトロリとした中味のコントラストが楽しめます。カカオ含有率の高いヴァローナのチョコレートを使っていますので、あたたかく立ち上る香りにうっとり。。。
素朴なガトーショコラもフランボワーズをしのばせて、粉を極力抑えたホロホロと崩れるような仕上がりです。聳え立つ端っこが好き、と大切に召し上がっていたお客様がいらっしゃいましたっけ。
特別な時に作るトリュフショコラは赤ワインを加えた濃厚な大人のチョコレートケーキです。メニューにある時はぜひお試しください。

合わせるお飲み物はKUSA.喫茶の珈琲豆焙煎職人の姫野氏によるオリジナルブレンドコーヒー、エピス・ノワールや、カカオとモルトの香るドイツの紅茶 アイリッシュ・モルト、ラプサンスーチョンの半分のスモーキーさのプスプスなど、想いおもいにお楽しみください。