2008年12月17日水曜日

12月18日 開店時間遅延のお知らせ

18日木曜日は都合により15時開店の予定です。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

2008年11月17日月曜日

冬の優しい白ワイン

フューシャではグラスワインを白ワインと赤ワイン(時にスパークリングやロゼワインも)をお食事にあわせてご用意していますが、暖かい季節は冷えた白ワインをご注文されるお客様が多く、秋冬になると常温の赤ワインを注文されるお客様が多いようです。
白ワインの中でもキンキンに冷やさず、常温よりやや低めの温度でおいしいものがたくさんあります。先日も白ワインはシャブリと決めています、というお客様に、ヴィエイユヴィーニュの蜜のようなヴーヴレをお勧めしたところ、驚かれつつも喜んでいただけました。シェーブルチーズ、生ハムにフレッシュのイチジクを一緒に召し上がっていただきました。
セラーから出した時のキリッとした表情から、温度が上がるにつれ、香水のような華やかな香りや、蜂蜜のような甘い香りが立ち上ってくる変化も面白く、優しい味わいにとても癒されます。
そんな優しい白ワインにはドイツの白ソーセージ ヴァイスブルストや、アルザス地方の煮込み シュークルートをあわせて頂くのが冬の楽しみです
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2008年11月16日日曜日

ボジョレーヌーボーと10種の前菜

11月20日(木)はボジョレーヌーボー解禁日です!お味や好みはさておき、ワイン好きには外せないイベントです。
フューシャでも2種類のボジョレーヌーボーを取り寄せて、ハーフグラス(60ml)300円からというお手頃なお値段でご用意します。
20日から22日までの3日間はワインにあわせて、いつも4種類程度ご用意している前菜を10種類ほど準備しています。ワインを飲みつつ、つまみつつ、の楽しいひと時が、ここ白子の海辺でも習慣になればとの気持ちをこめて。。。
さらに解禁日当日の20日は営業時間を延長して20時半までお店を開けておりますので、ぜひお立ち寄りください。

2008年12月のお休み

12月は変則ですが、第2週の金曜日 12日がお休みです。ご迷惑をおかけします。

2008年10月22日水曜日

臨時休業日のお知らせ 2008/10/23

2008年10月23日(木曜日)、大変申し訳ありませんが、急病のため臨時休業させていただきます。
24日、25日は通常通り営業予定です。ご迷惑をおかけします。

2008年10月13日月曜日

秋の夕暮れ、ロゼワイン


今年の夏、週末の夕暮れ時に、クーラーボックスにカヴァと生ハムと季節のフルーツを詰めこんで、夫と二人海辺にイソイソと出かけ、ピンク色に染まる海を見ながら何度乾杯したことでしょう!

秋になり、キンキンに冷やしたスパークリングワインは少し肌寒くなってきました。秋の夕暮れに映える、香り豊かなロゼワインに温かな前菜が気分です。

今日は南西地方の造り手、アラン・ブリュモンのロゼワインに守谷のソーセージ屋さんからお取り寄せしたヴァイスブルスト、秋刀魚のコンフィのターメリック風味のおにぎりをあわせます。
ヴァイスブルストは守谷のお店で頂いて感動した一品。スイートマスタードと色白柔肌なソーセージの淡い味わいがソーセージ概念を覆してくれます。
アラン・ブリュモンは先日メルロとタナから造られたお手頃価格の赤ワインを飲んで気にいった造り手。南西地方のタナと言えば、タンニンの語源といわれるほど渋さが強調され、少々田舎っぽいイメージですが、この方のワインは他品種とのブレンドで洗練された味わいを作り出しています。ロゼも透明感溢れるピンク色とかわいらしい果実味が私の好きな無国籍な前菜に良く合います。

アカウミガメの孵化との遭遇を期待しながら、ワイングラスを傾ける、秋の夕暮れです。

2008年10月5日日曜日

長野行き 黄金色に輝くシャルドネの収穫


9月に遅い夏休みを頂き、ご迷惑をおかけしました。その間は設備の掃除や親孝行に多くを費やしましたが、週末には長野でワイン作りに取り組む同世代の小山氏(茂原出身!)のもとへ、シャルドネの収穫のお手伝いに行って参りました。そもそもこの方の同級生であるお客様が、カフェのワインのメニューをご覧になりお話しいただいたのがご縁です。ありがとうございます。こんな時、カフェで細々ながらワインに関わることができてよかったと思います。

昔はりんご畑団地として開墾され、荒れていたところが葡萄畑となり、垣根仕立てのシャルドネ、ソービニヨンブラン、メルロの畑が小さい区画に分かれて大切に育てられています。今回はシャルドネは初収穫。区画によって房の熟し具合が異なるということで、今回熟した部分のみボランティアの方が丁寧に摘み取っていきます。
よく「このワインの葡萄は手摘みで・・」という宣伝文句がありますが、完熟した区画のみ、一房づつ手でとり、腐敗粒を取り除くという作業がなされるわけです。腐敗粒は酵母菌の働きを妨げる菌(酢酸菌?)の原因になるそうです。一房づつ摘んでいくと、粒がところどころなく、狸にやられている房や、完熟して黄金色に透き通る、見るからにおいしそうな房があり、愛おしくなります。失礼して一粒食べてみると、食用に通用するくらいの甘さです。そしてもちろん十分な酸味。今回は残念ながら小山氏のワインを口にすることができませんでしたが、いつか必ず!と思うのでした。

収穫途中のランチは葡萄畑を背にしながら長野の山々を眺めながら皆さんと頂きました。そこはワイン好きが集まっているだけあって、思い思いのワインを片手に、酌み交わしながら楽しみます。これも収穫の醍醐味でしょうか。白馬のオーベルジュ、トロイメライの方々にはおいしいものをたくさん頂きました。次回の参加時にはぜひトロイメライで優雅に宿泊と行きたいです。

カフェの出会いが旅の出会いにつながって、満たされたシャルドネ収穫体験でした。

2008年10月のお休み

2008年10月は17日(第3金曜日)がお休みとなります。その他は木曜日から土曜日の通常営業です。

2008年9月19日金曜日

2008年9月のお休み

9月は19日(第3金曜日)、25日(木)~27日(土)(夏季休業)にお休みをいただきます。
ご迷惑をおかけいたします。

2008年8月15日金曜日

一つ星のフレンチへ。美しいテリーヌに迷う楽しさ



女酒豪友達のSさん、そのボーイフレンド、わが夫と代官山の一つ星フレンチへ行ってきました。こちらは、数々の美しいテリーヌをウリにしているお店です。ミシュラン東京が出て依頼、星付きのお店は予約が困難になっているといいますが、日曜日のランチはすんなり予約がとれました。こういうお店はディナーになるとワインを含めずに1万円近くの価格設定になってしまいますが、ランチだと気軽に行くことができます。
お店の方に「ミシュランの調査はどうでした?」と聞くと、最初は2回ほど日本人の方が一人で来て、その後外国の方(フランス人?)と、そして候補にあがっているとの電話連絡があったそうです。調査員の日本人の方は、その後も常連さんになっているとのことでした。
さて、楽しみだったテリーヌ。私はコンフィに目が無いので、ややスタンダードに、鴨のコンフィとジャガイモのテリーヌ。夫はサーモンのミキュイと野菜のテリーヌ(写真)。Sさんは季節の鱧!のテリーヌ、彼は野菜のテリーヌ。それぞれモザイクのような美しさです。テリーヌは保存食のイメージですが、こちらのお店のテリーヌはフレッシュな野菜を多く使っているので、日持ちがしないものが多いそう。となると、この店でしか食べられない、という点では私の選択は誤りだったかしら。。。テリーヌ型にあえて限定することで、おなじみの食材でも驚きがあります。プレゼンテーションを変えることで新鮮に感じるというのは、カフェでデザートをお出しする時にも考えを巡らせることです。
ワインは1本目は軽やかなテリーヌにあわせて、プイィ・フュメ。6000円程度のお手頃のものでしたが、ハーブの香りが、前菜によく合います。2本目はお魚、お肉にもあわせられる軽めの赤を、ということでお店のお勧めのミシェル・グロのオートコートドニュイ。こちらも同じ程度のお値段でしたが、ピノノワールのかわいらしい香りの中に、ブルゴーニュの奥行きを感じるおいしいワインでした。
と、ワインの印象ばかりになってしまいましたが、総合的な感想としては、テリーヌに始まり、テリーヌに終わる、といった感があります。また、ラ・ブランシュやボンシュマンで目先の変わった、大胆なテリーヌを経験済みという点も影響しているかもしれません。
夫曰く、「一つ星って、二つでも三つでもないっていう意味なんじゃないの」とのこと。。。ただ、お店の立地や佇まいはよい感じですので、好みの問題なのだろうと思います。私は残念ながら「至福!」の瞬間には達しませんでしたが、女性同士などで様々にオーダーして楽しむのによいお店だと思いました。

2008年8月のお休み

8月は通常どおり、木曜日から土曜日まで12時から18時半まで営業しております。
今月は第三金曜日も営業いたします。

2008年7月4日金曜日

2008年7月のお休み

7月18日(第三金曜日)、7月26日(土曜日)にお休みを頂きます。ご迷惑をおかけします。

初夏のフードメニュー




夏野菜が豊富に市場に並び始めた今日この頃、フューシャのフードメニューもだんだんと変わってきました。
定番のクロックムッシュの付け合せは、ラタトゥイユだったり、茄子のキャビアだったりと、夏野菜をたっぷり使ったものが気分です。生姜が爽やかな魚のカレーや、クルジェットのクスクスなど、暑い夏に食べたくなるスパイシーなものも多く登場するようになりました。
仕込みで、元気な野菜を大量に刻んでいると、気持ちが和んでくるのがわかります。お料理にもそんな気分が反映していると思います。

ちなみに、仕込数が少ないので、4名様以上でお昼ごはんにいらっしゃる場合は前日までにお電話頂いたほうが安全です。その際に苦手な食材などもお知らせください。

Bon Anniversaire!


夫の誕生日を口実に、グルマンのM氏とM子さんの4人で赤坂のコムアラメゾンへ。こちらはM子さんお気に入りのフランス南西地方のお料理を満喫できる素敵なビストロです。いつもM子さんの12月のお誕生会などで行くので初夏の来店は初めてでした。
結局、冬と同じものを注文してしまっていたのですが、山羊チーズのサラダ、鴨の心臓の串焼き、ガルビュールとどれもはずせないメニューなので仕方ありません。今回の赤ワインは、季節柄、南西地方のものは避け、マルゴーのクリュブルジョアを頂きましたが、比較的お手頃価格なのに香りが最後までへたれず、お料理にぴったりで素晴らしかったです。といいつつも、M氏とM子さんがいる時はお料理もお酒もお任せなのですが。
東京ビジネスマン時代の仲間と公私にわたる話をほろ酔い気分でしていると、時間はあっという間にすぎて、楽しかった!という圧倒的な感覚だけが残ります。これが気の置けない、ということでしょうか。
最後はお約束の焼きたてカヌレでお祝いしていただきました。

2008年5月24日土曜日

2008年5月のお休み

5月24日(土)、5月29日(木)から31日(日)お休みを頂きます。

2008年3月20日木曜日

大人のパン、始めました。


自家製酵母の調子次第なのですが、取り合わせに凝ったパンをテイクアウト専用でお店に置くようになりました。コンセプトは”大人のパン”。ディナーやブランチのお供にふさわしい、大人仕様のパンを目指しています。

ちなみに、今日はPain de seigleです。イチジク、プルーン、ワイルドブルーベリー、胡桃をたっぷりと詰め込んでいます。薄くカットして軽く焼いてブルーチーズやウォッシュタイプのチーズを合わせワインのお供に。もしくは、温めたものを手でグワシと割って、こってりしたバターを固まりでのせてミルクティーと一緒にパクリ、というのも美味。

仕込み量が大変少ないので、お店で見かけた時はぜひお試しください。

2008年3月19日水曜日

自家製スコーンのマリアージュ


最近お店でよくお出ししているスコーン。
翌朝の朝ごはんに、とテイクアウトでお買い上げいただくお客様が多いのですが、ぜひ、お店で召し上がっていただきたいものの一つです。

フューシャのスコーンは週ごとにフレーバーを変えています。フレッシュやドライのフルーツに、ナッツなどを加えて。そして、そのフレーバーに合ったジャムや蜂蜜を添えてお出ししています。

例えば、今週はクランベリーとヘーゼルナッツのスコーンに、KUSA喫茶のイチゴとラズベリーのジャムとホイップクリームを添えてお出しします。KUSAさんのジャム、手作りのおいしさが詰まっていて、いままで食べていたイチゴジャムは何だったんだ!と思わせる仕上がりです。

温めたスコーンを上下で割って、下にジャムや蜂蜜をのせて、上を帽子のようにのっけて。
大きく頬張ると、うーーーん、お口の中は幸せなマリアージュ!こういう渾然一体かつ複雑な味わいをこよなく愛する私です。これで濃いアールグレイのミルクティを飲めば、完璧ですね。

フューシャのフードメニュー

3月第2週より、店主念願のフードメニューのご提供を開始しました。

なぜ、念願かと言えば、店主はお酒好き(特にワイン)ですので、
いつの日か、お気に入りの自然派ワインと気の利いたおつまみで、海のお散歩の帰りに
ゆっくりできるお店にしたいと思っており、フードメニューの開始はその第1歩となるからです。

試行錯誤の末、今のところ定番となっているのはキッシュ。
極上のオリーブオイル、岩塩と挽き立てのコショーでトスしたグリーンサラダや
赤ちゃんにんじんで作ったキャロットラペを添えてお出ししています。
キッシュの具材も、蚕豆などの旬の野菜やスモークサーモンやキッシュロレーヌなどの伝統的なもの、と週替わりで考えています。

今後も、フレッシュなスープや、凝った具材の天然酵母パンなど、フードメニューの幅を
広げていきたいと考えています。

まだまだ開店時に準備万端整えることが難しく、お客様にご迷惑をおかけすることもありますが、
きちんとした材料で、丁寧に作ったものを、出来立てで召し上がっていただくように、
孤軍奮闘しておりますので、ご理解ご支援よろしくお願いします。

2008年3月6日木曜日

優しい京野菜イタリアン



先日、丸の内はTOKIAのイル・ギオットーネに女酒豪3人組の会(?)で行ってきました。
こちらは京都の予約の取れないイタリアンレストランとして有名ですね。
酒豪ナンバーワン?のSさんが予約してくださいました。ありがとうございます。

来店は数年前の結婚記念日以来の2度目。
時期も同じ頃で、フレッシュなサバなどの旬のお魚を京野菜と
軽やかにあわせていて、身体に優しいお食事に風邪がふっとんだのを覚えています。

今回も最初のパスタまでの4皿は圧巻。お野菜とお魚を中心とした軽やかなもの。
バニラのような香りのピエモンテ州の白ワイン、Roeroと一緒に頂きます。
写真は3皿目のカリフラワーのブランマンジェ、パンチェッタとブロッコリーのソースが添えてあります。
でも、一番お気に入りだったのは、炭火で焼いた鰆に、ゆがいた豆苗をのせて、
爽やかな味わいの七味をふった、バベッティーネという稲庭饂飩のような形のパスタ。
こちらもお家ごはんの参考になりそうな優しいお味です。
おいしすぎるとカメラを忘れるのが常というもの。。。。

後半は力尽きてペースが鈍りがちに。
というのも、パンと一緒に出てきた2種のオリーブオイルがあまりにおいしすぎて、
オイル食べたさにパンをたくさん頂いてしまいました。。。
ヴェローナの透明感のある爽やかなものと、シチリアのノンフィルターのフルーティなもの。
喉の辺りに心地よい苦味を感じます。
新婚Hさんの「これだけでいくらでも呑めちゃう」のお墨付きも頂きました。

予約のとれないレストラン。
流行に流されるつもりもないけれど、
たまには先々の予約を心待ちにして、改まった気持ちで行くのも良いものです。

2008年3月5日水曜日

器と織物の二人展



カフェ フューシャの器を制作していただいた
一柳京子さんの二人展が銀座で開催され
ていると聞いて、駆けつけました。
二人展とは、織物作家の野上美喜さんとの展示だから。

一柳さんの器は繊細かつ素朴だけれどモダン。
野上さんの織物も同じテイストで、
女性がものを作るって素敵だなと思える作品です。
私も誘惑に負けて白い麻のストールを
購入してしまったのでした。。。

もちろん一柳さんの器も一つコレクションに加わりました。
写真のマットな黒の脚付きの器です。
そしてのっけたのはバナナと胡麻のスコーン。
お店のアイアンの装飾に合わせたり、焼き菓子を飾ったり、
大きすぎないサイズもカフェ フューシャにぴったり。

縁あって我が家に来たこの器。末永く大切に使っていきたいと思います。

開店時間延長のお知らせ

2008年3月6日の営業から開店時間を12時から18時半までと延長します。
初めての青色申告も終わり、新たな気持ちでランチに取り組むことにしたためと、
春も近づいて夕暮れの美しさも長く味わえるようになったためです。

また、たくさんのお客様と出会えますように!