2008年10月5日日曜日

長野行き 黄金色に輝くシャルドネの収穫


9月に遅い夏休みを頂き、ご迷惑をおかけしました。その間は設備の掃除や親孝行に多くを費やしましたが、週末には長野でワイン作りに取り組む同世代の小山氏(茂原出身!)のもとへ、シャルドネの収穫のお手伝いに行って参りました。そもそもこの方の同級生であるお客様が、カフェのワインのメニューをご覧になりお話しいただいたのがご縁です。ありがとうございます。こんな時、カフェで細々ながらワインに関わることができてよかったと思います。

昔はりんご畑団地として開墾され、荒れていたところが葡萄畑となり、垣根仕立てのシャルドネ、ソービニヨンブラン、メルロの畑が小さい区画に分かれて大切に育てられています。今回はシャルドネは初収穫。区画によって房の熟し具合が異なるということで、今回熟した部分のみボランティアの方が丁寧に摘み取っていきます。
よく「このワインの葡萄は手摘みで・・」という宣伝文句がありますが、完熟した区画のみ、一房づつ手でとり、腐敗粒を取り除くという作業がなされるわけです。腐敗粒は酵母菌の働きを妨げる菌(酢酸菌?)の原因になるそうです。一房づつ摘んでいくと、粒がところどころなく、狸にやられている房や、完熟して黄金色に透き通る、見るからにおいしそうな房があり、愛おしくなります。失礼して一粒食べてみると、食用に通用するくらいの甘さです。そしてもちろん十分な酸味。今回は残念ながら小山氏のワインを口にすることができませんでしたが、いつか必ず!と思うのでした。

収穫途中のランチは葡萄畑を背にしながら長野の山々を眺めながら皆さんと頂きました。そこはワイン好きが集まっているだけあって、思い思いのワインを片手に、酌み交わしながら楽しみます。これも収穫の醍醐味でしょうか。白馬のオーベルジュ、トロイメライの方々にはおいしいものをたくさん頂きました。次回の参加時にはぜひトロイメライで優雅に宿泊と行きたいです。

カフェの出会いが旅の出会いにつながって、満たされたシャルドネ収穫体験でした。

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