2012年7月8日日曜日

プチ・マルシェvol.2情報 左藤玲朗さんの吹きガラス

7月16日のプチ・マルシェvol.2では、吹きガラスの左藤玲朗さんが同じ白子町のよしみで出店してくださいます。
通常、atelierスペースで取り扱っているのは店で愛用させていただいているグラスだけですので、それ以外の作品を手にとって見ていただく機会です。

当日は14時から開店のカフェでも左藤さんの作品を使っていくつか冷菓やお飲み物をご用意する予定ですので、お楽しみにしてください。

砂糖を全く使わない米飴100%の冷やし飴は、暑さと湿気に疲れた身体に優しい甘みが染み渡ります。飲んだ後はエネルギーがじんわり満ちる
実感があります。広口コップでお召し上がりいただけます。

本葛を使った和の冷菓も夏は人気の一品です。西瓜とパッションフルーツの冷たい葛湯はミニボウルでお出ししています。この器は昨年のKOHOROで左藤さんの器を使ったイベントに参加させていただいた際にその万能さに惚れこんで買い求めたものです。

左藤さんのコップが特集されている木村衣有子さんの小冊子「のんべえ春秋」を拝読しました。
左藤さんが沖縄で昔つくられていたガラスを「分厚くて、繊細ではないけれど、非常に洗練された形で嫌味がない」と表現されていますが、なぜか心惹かれる左藤さんのグラスの魅力はまさにこの言葉のとおりでしょう。

純粋に業務用のものは別にして、好きな器やグラスを買い求める時は理屈ではありません。私の場合は直感のような確たるものとも違って、なんだか離れがたいような気持ちで自分のもとに連れて帰ります。
出費の心の重さも手伝っておそるおそる使い始めるのですが、料理を盛ったり、飲み物を注いで眺めたりしているうちに得心がいくというか、非常に満足するわけです。皆さんはどんな風にお気に入りの器やグラスを集めていらっしゃるのでしょうか。

一目ぼれの良さもあれば、使ってみてわかる良さというものもあります。プチ・マルシェでお気に入りをじっくり吟味いただけたらと思います。


0 件のコメント: