正解は1つじゃないし、色々な考えがあるのが楽しいし、その家にあっているものがなによりだと思っています。
私の「食べさせたいもの」も、家庭をもち、外房に引っ越し、子が生まれてからと、ときどきで変化してきました。
その変化の中でも我が家のごはんの軸となっているものは「汁物」です。
辰巳芳子さんの本で知りましたが「ばかの3杯汁」という言葉があるそうで、
夫はまさにそんな感じでおかわりにつぐおかわり。
ドーンと大鍋につくってもすぐになくなってしまいます。
それでも「ここ10年くらいで汁物が好きになったんだよ」と言われると嬉しくてまたドーンと作ってしまうのです。
「ここ10年くらい」の秘密はやはり出汁を素材にこだわってとるようになったこと。
家庭料理は出汁をとることしかしていない、と言ってもいいくらい。
言い尽くされていることですが、出汁は大事です。
5月8日のワークショップ「出汁で豊かに、家庭料理」では、
和食料理教室を主宰される田口さやかさんに、割烹仕込みの出汁の素材選び、取り方を教わります。
また、素材別のきき出汁にもトライしてみます。
我が家の出汁は好みで少々酸味があるのですが、田口さんの出汁はすうーっと透明感ある上品な出汁なのです。
そして、出汁をしっかりとった後に、日々の献立をどう展開していくのかを
教室で人気のレシピから実演&たっぷり実食という充実のワークショップになる予定です。
残席2席となりました。
ご希望の方はメールにてご連絡ください。