今年の猛暑の中、世間のガリガリ君ブームとは一線を画して?、私個人には甘味ブームが訪れておりました。
中でも麹町のおかめ、あの店の落ち着いた木の色、店員さんの優しい雰囲気が好きでよく通いました。
この夏のおかめでの私の定番は塩豚饂飩→おはぎ&豆かんのセットという流れ。塩豚饂飩は関西風の薄い色のお出汁が美味しい、夏の弱った胃に優しい一杯。汗をかきかき頂きます。
おはぎについては当初は1個にしぼりきれず2個のセットにして自爆しました。
学習の結果、迷わず胡麻おはぎをチョイスするように。熱いお番茶を頂きながらこのコースを食べると本当にお腹一杯。最後は豆かんでさっぱり〆たいですね。
甘味屋の良さは、色んな世代、性別の方が、思い思いに楽しんでいるところではないでしょうか。カフェとは全く違う空気が流れています。その中に私も溶け込んで。
2010年8月28日土曜日
2010年9月のお休み
2010年8月20日金曜日
2010年8月9日月曜日
器趣味 急須
これまでの器趣味は、自分の料理に合うお皿が中心でしたが、煎茶道を始めてからは俄然急須が面白くなってきました。これは煎茶の先生の影響もあり、その先生の急須愛?といったら、お道具の中でも急須のお話をされている時は、表情も心なしか柔らかくなってしまう位です。
最近の先生のイチオシは内山智津子さんという若手の作家さんの作品。既にいくつかの急須をつかっていらして、形の美しさ、機能、多様な作風、そして良心的な価格を絶賛されています。ついつい私も見るだけのつもりで店に出向いて買ってしまったのでした。。。
河豚のようなまん丸の形に、キュンとあがった持ち手、ハードな質感の焼き締めに火襷の模様が入って、塊の石から掘り出した彫刻のような存在感。
煎茶や玉露の急須としては大きいので、秋冬にお稽古する焙じ茶に使用するという先生に習って、私もしばらく戸棚の中に置いて、その美しさを眺めているのです。
最近の先生のイチオシは内山智津子さんという若手の作家さんの作品。既にいくつかの急須をつかっていらして、形の美しさ、機能、多様な作風、そして良心的な価格を絶賛されています。ついつい私も見るだけのつもりで店に出向いて買ってしまったのでした。。。
河豚のようなまん丸の形に、キュンとあがった持ち手、ハードな質感の焼き締めに火襷の模様が入って、塊の石から掘り出した彫刻のような存在感。
煎茶や玉露の急須としては大きいので、秋冬にお稽古する焙じ茶に使用するという先生に習って、私もしばらく戸棚の中に置いて、その美しさを眺めているのです。
器趣味 旅で出会う器
好きになるとキリがないのが器。日本の食卓では色々な形の器を使いますから、ついついサイズや形が違うから、と購入してしまいます。
特に集めているのが青磁や白磁の貫入の入った器。モノによっては非常に脆い場合もありますが、独特の味わいが増していくのが楽しみです。
アジアを旅行する際には、カジュアルな青磁がお手頃に求められるので、いつも大きいトランクで出かけます。
6月に旅したベトナム北部では、焼き物の村といわれるバッチャン村へ寄るのを楽しみにしていました。一般的な絵付のバッチャン焼きでなく、シンプルな青磁や白磁がねらい目です。
時間の隙間で寄ったバッチャン村。最近は土が枯渇していて、別の場所から土を取り寄せているそうで、鋳込みとガス窯で大量生産されています。観光地化され、お店の売り子さん達も要領よくふっかけてくるのが慣れない日本人にはストレスです。とはいえ、昔から使われている薪窯なども残っていて、ゆっくり自分の足で村を廻ることができたら、発見がありそうです。
時間のない中、ふっかけ価格で青磁の大皿、白磁の椀、白磁小皿を大人買いしましたが、透明感のないマットな青磁や工業的な白磁には納得いかないまま、その後の旅程でもずっとモヤモヤとしていました。
結局、その後ベトナム中部のフエで宿泊したピルグリミッジヴィレッジの閑散としたショップで、埃をかぶっていた白磁に遭遇。貫入がすでにグレーがかっていて、ぼってりと厚い田舎風の器にとてもよく似合っています。器としての機能は高いものではありませんが、旅したベトナムののんびりした雰囲気そのものの器です。こちらはトランクの重さを考えつつ、少なめに購入。
重いトランクを紐解いて、無事な姿を確認すると、モヤモヤしていた気持ちも吹き飛んで、それはすでに「私の器」。とても愛おしいものになっています。
青磁の大皿はメカジキのカレーに、ぽってりした白磁は小皿料理に時々登場しております。
特に集めているのが青磁や白磁の貫入の入った器。モノによっては非常に脆い場合もありますが、独特の味わいが増していくのが楽しみです。
アジアを旅行する際には、カジュアルな青磁がお手頃に求められるので、いつも大きいトランクで出かけます。
6月に旅したベトナム北部では、焼き物の村といわれるバッチャン村へ寄るのを楽しみにしていました。一般的な絵付のバッチャン焼きでなく、シンプルな青磁や白磁がねらい目です。
時間の隙間で寄ったバッチャン村。最近は土が枯渇していて、別の場所から土を取り寄せているそうで、鋳込みとガス窯で大量生産されています。観光地化され、お店の売り子さん達も要領よくふっかけてくるのが慣れない日本人にはストレスです。とはいえ、昔から使われている薪窯なども残っていて、ゆっくり自分の足で村を廻ることができたら、発見がありそうです。
時間のない中、ふっかけ価格で青磁の大皿、白磁の椀、白磁小皿を大人買いしましたが、透明感のないマットな青磁や工業的な白磁には納得いかないまま、その後の旅程でもずっとモヤモヤとしていました。
結局、その後ベトナム中部のフエで宿泊したピルグリミッジヴィレッジの閑散としたショップで、埃をかぶっていた白磁に遭遇。貫入がすでにグレーがかっていて、ぼってりと厚い田舎風の器にとてもよく似合っています。器としての機能は高いものではありませんが、旅したベトナムののんびりした雰囲気そのものの器です。こちらはトランクの重さを考えつつ、少なめに購入。
重いトランクを紐解いて、無事な姿を確認すると、モヤモヤしていた気持ちも吹き飛んで、それはすでに「私の器」。とても愛おしいものになっています。
青磁の大皿はメカジキのカレーに、ぽってりした白磁は小皿料理に時々登場しております。
2010年8月1日日曜日
2010年8月のお休み
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