2012年7月27日金曜日

「フランス流夏のゆたかな一日」展 タルティーヌメニュー


7月29日(日)「フランス流夏のゆたかな一日」展のメニューを考えています。

まずは主役のタルティーヌ。
当日はboulangerie dodoさんのカンパーニュの1.5倍サイズを特別に作ってもらうことになっています。

夏らしく、濃厚な枝豆のペーストに長期熟成のパルミジャーノ・レッジャーノをザクザクと切ったものを散らして。冷やしたカヴァとよく合います。
モロッコ風メッゼをイメージして、ひよこ豆のペースト フムスとスパイシーな茄子のキャビアをのせたもの。コクのある白ワインと絶妙な組み合わせ。
露地物のトマトを長時間じっくりローストしたものに、生ハムとセルバチコを散らして。こちらもカヴァや辛口のロゼワインといかがでしょう。
あとは前日、当日の仕入れの状況で魚や地物の野菜や果物を使って即興で。カフェ・フューシャでは全部で5種類位のタルティーヌをご用意する予定です。

タルティーヌはdodoさんのカンパーニュが品切れになり次第終了ですが、夕方からアペリティフをするお客様用にはvironのパンを使ったクロックムッシュや鰯の温かいサラダなどをご用意していますので、涼しくなった時間はゆっくり過ごして頂けると思います。

もちろん、デザートもあります。
こちらはいつもの喫茶のメニューから、ベリーのタルト、杏のタルト、桃のコンポートを考えています。自家製ジンジャーエールもご用意しています。


中庭ではboulangerie dodoさんがハムとチーズを使ったタルティーヌをテイクアウト形式で販売しています。こちらは庭の席や川べりの席に座ってお召し上がりいただけます。カフェ・フューシャの一部のドリンクを庭の席でもご注文いただけますので、お声かけください。

photo:バスクはビルバオのタパス。アペリティフを老いも若きも楽しんで

2012年8月のお休み

今年の夏はどうやら長く暑い夏のようです。

店内はランチのご予約が入っている日はランチタイムは冷房を入れて、それ以外は天候が許せば窓とドアを開け放ってノー冷房の営業となっております。
海風が心地よいと感じていただけたら、と涼を感じるデザートでお待ちしております。今は桃のコンポートが人気ですが、8月は青柚子の冷やしぜんざいや、無花果コンポートの白玉寒天など、美しい和の冷菓が楽しい季節です。

8月は第3週金曜日(17日)をお休みとさせていただき、代わりに水曜日(15日)を営業いたします。
それ以外は木曜日から土曜日まで12時から18時ラスト・オーダーで営業いたします。

8月25日は夏のイベント第3弾として本とアペリティフのイベントを企画しております。追ってブログにてご連絡いたします。

photo: バスクはゲタリアの飾らないけれど素材が美しい鰯料理の前菜。付け合せという発想はない

2012年7月18日水曜日

「フランス流夏のゆたかな一日」展

 夏の企画第1弾「夏をむかえる」展が無事終了しました。暑い中ご来店いただきありがとうございました。早い時間は喫茶の席が足りず、夕方にはデザートが足りずご迷惑をおかけしました。精進したいと思います。


夏の企画第2弾のお知らせです。

「フランス流夏のゆたかな一日」展

日時 7月29日(日) 12時〜夕暮れ時(パンの販売は完売次第終了)
場所 カフェ・フューシャ(雨天決行)





フランス仕込の稲毛のパン屋さんboulangerie dodoさんが白子にやってきて下さいます!
dodoさんは銚子のイベントでお隣となったのが出会い。少しのイーストを使って長時間発酵させた、とてもスマートで食事に合うパンを作られています。
当日はパンの販売の他、dodoさんとフューシャそれぞれのタルティーヌをお楽しみ頂けます。

そして、当日はカフェ・フューシャの店前を流れる南白亀川で恒例「いかだのぼり大会」が開催されています。
遠くに聞こえるお祭りのざわめきと波の音。海風を感じる席でフランス仕込のパンを使ったタルティーヌで昼間からワインを楽しんで。
「ここはどこだろう」という不思議な開放感で、記憶に残る夏の一日になることでしょう。

注意点をいくつか。
*駐車場は剃金海岸の公共駐車場をご利用ください
*店内はドアと窓を開け放ってのノー冷房で営業しています。気持ちよく汗をかける格好でいらしてください
*店内は8席、3テーブルのとても小さい喫茶店です。当日は外席も設ける予定ですが、タイミングによっては着席していただけないこともございます。ご了承ください。川沿いに腰掛けてドリンクを楽しまれる方もいらっしゃいます
*夕方が比較的空いて暑さも和らいでよい時間帯です

夏の楽しい1日になりますように。

photo: タルティーヌ!タルティーヌ!

2012年7月14日土曜日

「夏をむかえる」展 カフェ情報 アペリティフをどうぞ

atelier fuchsia vol.3「夏のまいにち」では、見開きコラムで「アペリティフの効用」について語らせていただきました。この夏は機会の許す限り「日常のアペリティフ」の豊かなひとときをご提供できたらと思っています。

7月16日の「夏をむかえる」展では、カフェはプチ・マルシェ vol.2より1時間遅れて14時よりオープンいたします。
左藤玲朗さんのガラス器を使った冷菓や自家製のドリンクを始め、タルトなどの喫茶メニューと共に、ワインを召し上がる方限定のアペリティフメニューもご用意していますので、少し涼しくなった夕暮れ時にぜひどうぞ。
開店当初からの定番 上質なホワイトロースにベシャメルソースたっぷりのクロックムッシュを始め、旬の地元産メロンに生ハムをのせたもの、厳選チーズと野菜の盛り合わせ、自家製のツナやイタリア風鰯の保存食を使った一皿など、ワインがますます美味しくなるメニューでお待ちしています。

ここでカフェ・フューシャを初めて訪れるお客様へいくつかの注意点をお知らせです。

・駐車場は剃金海岸もしくは南白亀川を1分ほど道なりに上った右手の公共駐車場をご利用下さい

・カフェの席は3テーブル、8席のみです(天候が許せば外席が1席追加されます)。混雑時は喫茶をお楽しみ頂けない場合がございますが、どうぞご了承ください。夕方が空いていると思われます。イベント当日は予約は承っておりません

・イベント当日は天候が許せば店のドアと窓を開け放ってノー冷房での営業です。暑くなることが予想されますので気持ちよく汗をかける格好でいらっしゃって下さい

店の前の川も大変美しいと、日々思います。晴れたら夕暮れ時は最高です。わざわざ川べりにグラスを持っていってワインを楽しむ方もいらっしゃいます。
そして、歩いて3分、ぜひ足をのばして剃金海岸を訪れていただきたいと思います。公園に海を見渡せる山ができていて、心からっぽになるとても気持ちのよい場所です。

よい一日になりますように。

photo: サンフランシスコのギリシャ料理店で、一人アペリティフ

2012年7月13日金曜日

プチ・マルシェ vol.2 情報 大竹園芸さんの旬ジャム

カフェ・フューシャでは既にお馴染みですが、7月16日のプチ・マルシェvol.2では大竹園芸さんの旬ジャムも出店してくださいます。試食もあるのでお楽しみに。

春はでこぽんやレモンのジャムが人気でしたが、夏はストロベリー&ワイルドストロベリー、すいか、ブラックベリーのジャムを持ってきてくださる予定です。透明感ある味が楽しめる旬ジャムは食べ飽きない美味しさで、リピーターがとても多いのです。

大竹園芸さんの本業は実はお花です。今回はエア・プランツの販売もありますので、ご興味ある方は覗きにいらしてください。

photo: 豆乳ヨーグルトにすいかのジャムをのせて。夏の朝食

2012年7月10日火曜日

プチ・マルシェvol.2情報 小高善和さんの革バブーシュ

7月16日に「自分だけの革サンダル」ワークショップを主催する小高善和さんの革バブーシュもatelierに並びました。手作りの温かみを残しながらも端正な仕上がりです。

踵の部分は柔らかなスエードで、つま先部分は丈夫で表情のある表革です。内側は柔らかでマットな革が使われており、よく市販されているモロッコ製のバブーシュとは一線を画すしっかりした造りになっているのがよくわかります。ソールがゴム製で、屋外でも使用できるそうですから、夏の気楽な装いのアクセントになりそうです。経年で味がでてくるのも楽しみです。

7月16日のプチ・マルシェvol.2ではワークショップでサンダル作りの様子もご覧頂くことができますし、革バブーシュの試し履きもして頂けますので、ご興味のある方はぜひ覗きにいらしてください。

「自分だけの革サンダル」ワークショップも7月10日現在あと1名様募集中です。採寸日が終了しているためご相談が必要ですが、ご興味ある方お問い合わせください。

photo: 外房の砂浜をイメージしたグレーのバブーシュ。意外にもクールでモダンな雰囲気に

2012年7月8日日曜日

プチ・マルシェvol.2情報 anisstudioの夏アクセサリ

atelier fuchsia vol.2でご紹介した繊細な極小淡水パールのネックレスを作ってくださったanisstudioさんの夏アクセサリが入荷しました。

インド、ガーナやマリの美しい手作りのビーズは、氷砂糖や昔懐かしいキャンディのようで子供の頃を思い出させます。それをつなぐネパールのシルク紐、ベルベットのリボンやシンプルなコードがカジュアルな雰囲気です。
こういうものを「洒落てる」というのでしょう。肩の力が抜けていて、でも唯一の存在感がある。
色々なものを楽しんできた大人の女性に、カジュアルに装っていただきたい夏のアクセサリです。

7月16日のプチ・マルシェvol.2ではご本人が遊びに来て下さる予定なので、素材の来し方やアクセサリそれぞれの物語を知りたい方はお楽しみにしてください。


photo: 夏アクセサリ、想い出の標本 。

プチ・マルシェvol.2情報 左藤玲朗さんの吹きガラス

7月16日のプチ・マルシェvol.2では、吹きガラスの左藤玲朗さんが同じ白子町のよしみで出店してくださいます。
通常、atelierスペースで取り扱っているのは店で愛用させていただいているグラスだけですので、それ以外の作品を手にとって見ていただく機会です。

当日は14時から開店のカフェでも左藤さんの作品を使っていくつか冷菓やお飲み物をご用意する予定ですので、お楽しみにしてください。

砂糖を全く使わない米飴100%の冷やし飴は、暑さと湿気に疲れた身体に優しい甘みが染み渡ります。飲んだ後はエネルギーがじんわり満ちる
実感があります。広口コップでお召し上がりいただけます。

本葛を使った和の冷菓も夏は人気の一品です。西瓜とパッションフルーツの冷たい葛湯はミニボウルでお出ししています。この器は昨年のKOHOROで左藤さんの器を使ったイベントに参加させていただいた際にその万能さに惚れこんで買い求めたものです。

左藤さんのコップが特集されている木村衣有子さんの小冊子「のんべえ春秋」を拝読しました。
左藤さんが沖縄で昔つくられていたガラスを「分厚くて、繊細ではないけれど、非常に洗練された形で嫌味がない」と表現されていますが、なぜか心惹かれる左藤さんのグラスの魅力はまさにこの言葉のとおりでしょう。

純粋に業務用のものは別にして、好きな器やグラスを買い求める時は理屈ではありません。私の場合は直感のような確たるものとも違って、なんだか離れがたいような気持ちで自分のもとに連れて帰ります。
出費の心の重さも手伝っておそるおそる使い始めるのですが、料理を盛ったり、飲み物を注いで眺めたりしているうちに得心がいくというか、非常に満足するわけです。皆さんはどんな風にお気に入りの器やグラスを集めていらっしゃるのでしょうか。

一目ぼれの良さもあれば、使ってみてわかる良さというものもあります。プチ・マルシェでお気に入りをじっくり吟味いただけたらと思います。