2月9日は我が家のアニバーサリーなので、ワインが頂ける美味しいレストランに連れて行ってもらいます。そして、ニクの日と称してお肉を頂くのが常です。
今年は麻布台のオーグルマンにお邪魔しました。ここは以前にもお友達と伺ったことのあるお店ですが、お友達イチのグルメなM子さんから「いつもオーグルマンではランプ肉のステーキを食べる」と聞いてから、ずうっとこちらのランプ肉を食べたい!と前を通る度にメニューをしげしげと眺めていたのです。そして、昨年の秋に那須牛のランプ肉をバーベキューで頂いて、国産牛のランプ肉のジューシーさに開眼して以来、その思いは益々高まっていたのでした。
アミューズはリエットとブランダードにムール貝を乗せて。お祝いのシャンパンと一緒にいただきます。前菜は私は寒鯖のマリネに帆立をあわせて。これでもか、という分量です。鯖はアブサンや蜂蜜でマリネしているそうで、シャブリのグラスワインとも好相性です。夫はスープ・ド・ポワッソンに煮穴子やお野菜、ニョッキが乗ったものを頂きます。グラスワインは勝沼の甲州。ワインとの相性はイマイチでしたが、コクのあるスープがお腹を温めてくれて癒される味です。ブルターニュ地方に旅した時にチーズをかけて頂いたのを思い出します。焼いたニョッキの懐かしいような食感は初めての体験です。
さて、お待ちかねのおニク。私は迷わずランプ肉のステーキ。夫は頬肉の赤ワイン煮。ニクの日にふさわしい選択です。分厚いステーキはジューシーで、酸味の効いたソースで頂きます。相当な量なので、さすがの私も休み休み頂いて、ものすごい満足感。夫の頬肉はフォークでほろっと崩れる柔らかさで、赤ワインをボトル半分使うというソースは甘ったるさのない、酸味が心地よい仕上がりです。後味がすっきりしているので、こちらも相当な量ですが頂けてしまうのです。ワインはフィリップ・シャルロパン・パリゾのブルゴーニュ・ルージュ2006年。若いピノらしい可愛い香りながら、おニクに負けない骨格もあるワインでした。おニクの後はチーズ、デザート、プチフールに中国茶とフルコースを完食いたしました!
今年も仲良くニクの日を祝えたことに感謝しつつ、来年もランプ肉が食べたいと思うのでした。
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