報告が遅くなりましたが、銚子のgrisさんの一周年のお祝いイベントに参加させていただきました。遠くまでご来店いただいたみなさま、ありがとうございました。
カフェ・フューシャとしては、震災の後、外に出ることを心がけてきた2011年最後の出店であり、また最高の出店の一つとなりました。
grisさんは銚子でロケーションサービスの傍ら、秘密基地のようなアンティーク家具のお店を営んでいらっしゃいます。古いもの好きとしては、入ったら最後、隅から隅までじっくり見て、何かを連れて帰ってしまうお店でもあります。カフェ・フューシャで発行する「atelier fuchsia」を置いてもらうご縁でイベントにお誘いいただきました。
今回はgrisさんの印象的な店内で、その什器を使わせていただいての出店。イベント全体がまるでヨーロッパの骨董市のような空気感に包まれていました。お客様の年齢層も幅広く、それぞれに宝探しを楽しむ様子です。地元で定期的に開かれているようなマルシェのよう。場所の力に思い知らされたイベントでした。
カフェ・フューシャは幸運なことに稲毛のboulangerie dodoさんの横でまるで姉妹店のように営業させていただき、お昼過ぎにはケーキは完売となりました。ありがとうございます。dodoさんのパン、本当にいい顔をしていて美味しいのです。完売後は沢山お話する時間がありました。開店1年目で夢に溢れていらっしって眩しいほどです。こういう人の作るパンだから、と思います。いつか白子にも来て下さいとお願いしました。
お客様も幅広なら、出店者側も幅広。業種の点では、テイストの異なるアンティークショップ、雑貨屋さんが数店揃い、スタイリストのフリーマーケットもあり。地域の点からも白子から、稲毛から、阿佐ヶ谷からもかけつけて、オーナーの求心力を物語ります。
2011年、ここ外房でも色々なイベントがありました。なかにはコンセプトの欠如やテイストの混乱などを抱えた初期段階ならではのものがあったように思います。振り返るとカフェ・フューシャを含めて混沌とした時期でありました。
2012年、この方向性はそのままに、さらに上質な完成度の高いイベントが増えていくように期待しています。カフェ・フューシャもその流れの中で、出店者としても主催者としても小さいながらも独自の存在となれるよう、精進していかねばなりません。
2011年最後の出店は、よい刺激をうけた、来年への期待高まる一日でした。
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