ここのところ天候の影響からか、不漁続きらしく、魚屋さんの店先もやや寂しい雰囲気。
とはいえ、秋が近づくこの頃、まるまると太ったサンマや鰯が美味しそうに銀色に輝いています。新鮮な青魚の刺身を味わえるのは、九十九里ならでは。
フューシャでは、鰯も一手間かけてワインに合うメニューとしてお出ししています。この冬に仕込んだ背黒鰯のアンチョビをはじめ、鰯とレーズンのコンフィ、自家製オイルサーディンなどなど、どれもお酒がすすむお料理です。
脂の乗った鰯に、夏野菜のグリルや海塩の効いたフォカッチャをあわせて、すっきりと冷えた白ワインとどうそ。
昨年訪れた海の幸豊富なヴェネチアのワインバーでも、鰯を使ったおつまみにたびたび遭遇しました。ヴィネガーでさっぱりと、また、オリーヴオイルで風味豊かに仕上げた鰯に、もちろんワインはソアヴェ。日本に出回っていない在来品種とシャルドネの混醸ワインなども、さっぱりとして美味しかった記憶が蘇ります。
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