2008年10月13日月曜日

秋の夕暮れ、ロゼワイン


今年の夏、週末の夕暮れ時に、クーラーボックスにカヴァと生ハムと季節のフルーツを詰めこんで、夫と二人海辺にイソイソと出かけ、ピンク色に染まる海を見ながら何度乾杯したことでしょう!

秋になり、キンキンに冷やしたスパークリングワインは少し肌寒くなってきました。秋の夕暮れに映える、香り豊かなロゼワインに温かな前菜が気分です。

今日は南西地方の造り手、アラン・ブリュモンのロゼワインに守谷のソーセージ屋さんからお取り寄せしたヴァイスブルスト、秋刀魚のコンフィのターメリック風味のおにぎりをあわせます。
ヴァイスブルストは守谷のお店で頂いて感動した一品。スイートマスタードと色白柔肌なソーセージの淡い味わいがソーセージ概念を覆してくれます。
アラン・ブリュモンは先日メルロとタナから造られたお手頃価格の赤ワインを飲んで気にいった造り手。南西地方のタナと言えば、タンニンの語源といわれるほど渋さが強調され、少々田舎っぽいイメージですが、この方のワインは他品種とのブレンドで洗練された味わいを作り出しています。ロゼも透明感溢れるピンク色とかわいらしい果実味が私の好きな無国籍な前菜に良く合います。

アカウミガメの孵化との遭遇を期待しながら、ワイングラスを傾ける、秋の夕暮れです。

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